辞めたいときは辞めてよし!子供の自己肯定感を高める方法5選

自己肯定感が高い子供 対処法
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大切なお子様に「もっと自信を持ってほしい」、「もっと主体性を持ってほしい」と思うことがあるのではないでしょうか。
自己肯定感を高めることができたら、自信もつき、主体的に行動できるようになります。
今回は子供の自己肯定感を高める方法5選をご紹介します。
「子供の自己肯定感」とは言っていますが、子供だけでなく会社で部下の教育などにも応用できるものになります!

①叱るより褒めるほうがいい?


子供は叱るより褒める方がいいとどこかで聞いたことがあるような気がする…という方がいらっしゃるかもしれませんが、叱ることは大切なことです。
叱るタイミングは人を叩いて傷つけたり、道路に飛び出すなど命にかかわることや危険なことをしている時です。
このようなときには優しく注意をするだけでは子供はそれが絶対にダメなことであると認識できませんし、命を落としてしまうことにもつながるかもしれません。
このような緊急時以外は褒めるのが正解なのかというと、ただ褒めておけばいいということでもありません
褒め方にも注意点があって、例えば「かけっこで1位になるなんてすごいね」と結果を褒めるのではなく、「かけっこ頑張ったんだね、さすが○○(名前)」と過程を褒めることで、結果が優れなくとも行いを認められているということになり、子供には自信がついていきます。

②ポジティブなイメージをつける

「あなたならできる!」「あなたのそこが素敵だね」「失敗しないと成功しないんだよ」と言って、子供に自分はできるんだという気持ちを持たせることが大切です。
逆に「あなたは何してもダメ」「あなたのそういうところがダメ」と言っていると、完全に自信を無くしてしまいます。
絶対的な味方であるはずの親からこのようなことを言われると子供はトラウマになるのです。
そもそも、もしこれが会社であれば、人格否定や自分の価値観だけでそれはだめだと責めるのはモラハラやパワハラになります。子供がいろんなことにチャレンジしたり自分の意見を述べられるようにするために、安心できる環境をつくりましょう。

③責めたり怒ったりしながら命令しないようにする

「遊んでないで勉強をしなさい!」と宿題を後回しにしている子供にイライラして命令してしまっていませんか?怒りながら指示を飛ばす癖がついていると、親の言うことさえ聞いておけば怒られずに済むので、子供は親の指示を待って、自分で考えることをしなくなります
このようなときは「早めに勉強をしていれば、残りの時間は存分に遊べるよ」、「勉強をしておくことで将来の選択肢が増えるよ」などとメリットを説明するのが良いでしょう。
また、遊ぶことだって大事なことです。
遊びからいろいろなことに興味を持って、そこから学びたいことが出てくるかもしれません。
遊んでいるときは、下手に口出しをせず見守るようにしましょう。
いろいろな場面で選択をするのは子供自身です。その手助けとして親がいろいろな可能性を提示できるようにしましょう。

④辞めたいときは辞める選択肢も大事

子供が習い事を始めてみたいといって習い事を始めたとします。そして辞めたいと言い出したとしたら「決めたことは最後までやり抜きなさい」「あなたがやりたくて始めたんでしょう?」と言ったことはありませんか?
確かに苦しくてもやり抜いてみる経験は大切です。
しかし、一度決めたことを簡単に変えてはいけないというルールはありません。
もしも自分に合わないことを長期間無理やりやっていたら、それが不得意なことだった場合、どんどん自信を無くしてしまうことになりかねません。
それでももう少し様子をみてから判断してもらいたい場合は、「あと2か月続けてみない?」と期限を決めて、それから判断を下すとよいでしょう。

⑤小さな選択を任せる

日常生活の中で、親が子供の服を自分で選ばせたり、晩御飯のメニューを決めさせるなどの小さな選択を任せることで、「自分の判断が頼りにされている」、「自分には価値がある」と思ってもらうことができます。
もしその小さな選択が失敗したとしても次に生かせばよいですし、成功すれば自信になるため、自分で判断する力が育っていきます。
そうしてだんだん大きな選択のときがやってきても自信をもって自分で決断できるようになるのです。

まとめ

自己肯定感を高めるには、どんな自分でも受け入れてもらえるという感覚が大切です。
その感覚は親が子供と接する中で作っていくものです。
叱るときは叱り、褒めるときはしっかり褒めてお子様のことを認めてあげてください。

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